Center for Language Research
University of Aizu
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調音設定
調音設定とは、発声中の調音器官(舌や唇、顎など発音に関連する器官)の基礎となる設定のことです。ウィルソン博士は、博士論文研究において、フランス語と英語の調音設定が全く異なることを明らかにしました。私たちは現在、日本語の調音設定について研究するとともに、英語と日本語の調音設定の違いをきちんと指導することが、英語を学習する生徒の発音に影響するか調べています。
論文
・日本語の調音設定:舌、唇と顎
この研究は、ニューヨーク大学で開催された学会「Ultrafest IV」で発表されたもので、日本語の調音設定における準備段階の結果を示しています。現在、このテーマに関する更なる研究を行っているところです。
・フランス語と英語におけるモノリンガルとバイリンガルの調音設定
この論文は、言語の基礎、もしくは舌や唇、顎といった調音器官の初期位置である調音設定について研究したものです。調音設定の測定にあたっては、カナダ英語とケベック・フランス語の発声の合間の休止状態(発話間の状態)の調音器官の位置を見ました。本研究では、新手法として3D運動計測システムと超音波画像の組み合わせを試み、1.休止状態がモノリンガルとバイリンガル双方にとって言語固有のものかどうか、2.音声学的背景に影響されるかどうか、3.モノリンガルかバイリンガルかによって影響されるかどうか、について報告しています。